今年度も 『IPA 日本OSS貢献者賞、奨励賞』 の締切(8月31日)が近づいてきました。昨年度のお休みを経て、また実行委員長をつとめさせて頂くことになりました。
みなさんの身近にもオープンソース分野で貢献されている方や頑張っている方がおられると思いますので、ぜひ推薦してください。開発者だけでなく、ドキュメント翻訳、コミュニティ形成、ビジネス面での貢献などを行っている方も歓迎しています。
また、奨励賞では若手の活躍している方や団体(昨年度は、山形県立寒河江工業高等学校・情報技術、北海道を中心にコミュニティ活動を推進しているLOCALが受賞)の推薦も募集しています。
推薦は OSS iPedia から行えます。よろしくお願いします!
金曜日にとうとうxy歳(y=0)になってしまいました。
月日が経つのは早いですね。中高生の時に興味を持っていた「ポアンカレ予想」も既に証明されているし、「リーマン予想」も証明されたっぽいし。日々の生活はどんどんと過ぎ去っていきますが、着実に世の中は変化しているんだろうな。
いろいろと考えたいこともあるけど、ドタバタしているうちに過ぎている今日この頃だったり。
母校である泰星中高等学校がいよいよ学校名を「上智福岡中学高等学校」とし、男女共学化することが正式に発表されたらしい。この線で話が進んでいることはおよそ把握していたものの、いよいよか〜と思うと感慨深い。実質的に「泰星」という名前がなくなるわけだし。
とはいえ、福岡市(近郊)における私立の中高一貫校の競争環境が厳しくなっている今、これでいいのかなぁとも考えてしまう。というのも、男女共学化や大学との連携強化路線は、既に西南や大濠、久留米附設などがやってきていることで、これだけだと何周も遅れて「あと追い」しているだけに見える。端的にいうと、やることが遅い(今回の決定もかなり大変だったとは推測するんだけど・・・)。それまでに培ったものを守っていく必要もあるけど、めまぐるしく変化する環境にすばやく柔軟に対応していかないと、どんどん追い込まれていくだけだと思うんだけどなぁ。こんなスピード感では、生き残っていくのは難しいんじゃないだろうか、と感じてしまう。
これからしばらくは上智大学との連携はイメージ向上にプラスに働くだろうけど、いまや「男女共学化」や「カトリック教育」だけでは訴求が難しいだろうから、もっと具体的な特徴をうたっていかなければ、勝ち残っていけないのだろう。そういう意味で、他の学校にはまねできないようなしっかりとした教育方針や戦略を掲げて進んでいってほしいなと期待したい。
(今回の件にあわせて、方針や戦略が整理されていると信じたい)
今は福岡を離れていて、ちゃんと実態がわかっているわけではないけど、勝手にいろいろと考えてしまう・・・
企画からかなりの時間が経ってしまいましたが、LPIC レベル3(301 Core/302 Specialty Mixed Environment)に対応した書籍『Linux教科書 LPIC レベル3』(翔泳社)の見本誌が手元に届きました。
2002年に最初の本が出たあずき本(翔泳社 Linux教科書 LPIC)のシリーズも、おかげさまで、今ではLPICの受験者の中では定番的な位置づけとして愛用して頂いており、ありがたい限りです。本書もレベル3を受験する方にも役立ててもらえる一冊ではないかと思っています。
本書の刊行にあたっては、執筆のメンバー(高橋基信さん、中島能和さん)、編集および制作の方にはいろいろとご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ない限りです。反省すべきことが多いのが現実ですが、とはいえ、なんとか形にすることができたので、多くの方に役立ててもらえればと感じています。
すっかりご無沙汰になっている日記です。タイトルの「あした、きっと かわる。」は、詐欺的なフレーズになっている気がします。昨年までは、少なくとも月に1回は書こうと心がけていたんだけど・・・今年はまったくもってダメでした。
せめて、、、今年の振り返りをちょっとだけ。
大きな出来事といえば、職場が変わったこと。昨年末にリナックスアカデミー 学校長を辞めました。私の職業人生が始まって10年を超えるにあたって、いま自分がやりたいこと、いま自分がやるべきことをあれこれ考えて、NTTデータに転職しました。(一般的には)キャリアパス的にはあまり自然ではない流れらしいけど、あえてこの選択をしました。シンクタンクやパッケージベンダも考えたものの、あえてSIerにしたわけです。
今の職場でも、オープンソースを軸にしていることに変わりはないものの、いままでHadoopなどの分散処理基盤を自分が関わることになるとは想像していなかったので、おもしろい経験をしています。大企業ならではの・・・もありますが、今のところ、それはそれで楽しめていますし、逆にいろんな方と議論したり情報交換できる機会を大切に感じています。まだ10ヶ月しか経っていないものの、3月からは2年目に入ります。どんな新しいことをやってみるか、そろそろ考えないとなぁと感じています。
もうひとつ大きかったのは、世界一周してきたこと。昨年末に退職してから、3月に入社するまでの2ヶ月間を使って、韓国、タイ、アラブ首長国連邦、トルコ、イタリア、スペイン、ドイツ、アメリカをまわりました。北半球をざっくりとですが、いちおう世界一周ということになります。大きく自分の価値観が変わったという実感があるわけではないけど、なかなか貴重な経験だったなと感じています。
それ以外は地味な一年でしたが、2010年にxx歳を迎えるにあたって、準備の一年としてはまぁまぁだったかな。
来年は、今の職場でお互いに刺激を受けながら一緒に仕事できる仲間を増やすこと、世界の方々と議論することで協調できるようになること、もうすこしプライベートも充実させること(?)あたりを目指してやっていきたいと思います。
◆ はたなかデ変研です [まだまだ、修行中のおっちゃんがいえるべきことかどうか、疑問がありますが、世界をぼちもち、旅していることからすと、ひと..]
◆ にゃう [おひさしぶりです。 先生の授業に遅刻魔だった にゃうでございます。 なんと奇遇な。。。 実は私も一昨年NTTグ..]
◆ むん [ご無沙汰してます。 今年もよろしくお願いいたします。 2009年はお互いに変化の年でしたね。 濱野さんは前..]
◆ はまの [> はたなかデ変研さん ご無沙汰しています!! 仕事柄(日本OSS推進フォーラムなどで)海外の方とご一緒させ..]
◆ 吉政忠志 [あけましておめでとうございます! 世界一周うらやましいですね。 私は引退後に妻とやろうと思っています。 ..]
ここ5年くらい、OSS教育とかIT人材育成みたいなことをテーマにして仕事をしてきたものの、個人的には一段落した気がしていたのです。もうすこし技術っぽい世界に戻ろうかなぁと思えてきたんです。やっぱり、IT業界と教育業界は違うんですよね。ITをテーマとして教育業界で活動することも重要なんですが、IT業界で活動しようと思ったわけです。IT業界の中から人材育成に関わることもできますしね。
それで、新しい職場は大手通信系のシステム開発会社。OSSの世界でいうところの monyo氏 や wakatono氏 や momokuri氏 などなど濃い面子がいる会社です。それ以外にも、以前に一緒に働いていたO川氏、mjmつながりでかつ大学院の同期?のちー氏、リナックスアカデミーの元受講生さんなど、やたら知り合いがところです。本体の社員で9000人近くいる規模感で、周りにいわせると「濱野がいるのは似合わない」「イメージがわかない」とのことだが、実は自分でも不思議な感じがしていたり。ただ、某社を辞めて以来、「上場会社は嫌だぁ〜」と公言していたはずなのに、気づいたら上場会社に所属しているのはなんなんでしょうね。
「OSS技術統括部」というところが自分の所属部署。まぁ、ようやく自分の担当周辺の事情がわかりはじめてきて、やるべきこと・やりたいことも見えてきたので、そろそろエンジンをかけないとなぁと思っている・・・そんなところです。
社内でいろいろとやらないといけないこともあるんだけど、今までと違って、土・日が固定的に休みだったり、水曜日は早く帰れ〜と言われてたりして、仕事以外でまとまった時間もとれそうなので、どうしようかなぁと考え中。
とりあえずは、滞っている原稿を仕上げて、運用をサポートとしているOSSコミュニティ関連のサーバを整理して・・・などやることは積もっているんだけど...(汗)
◆ めご田 [就職おめでとう御座います。私も引っ張ってやって下さい。]
◆ 伊藤@b-mark [おめでとうございます。いやー,がらっと変わりましたね。ご活躍をお祈りしてます。]
◆ 小姐 [おめでとうございます。 お顔を見る機会もなかなかなさそうですが、健康にはお気をつけてますますがんばってください。]
◆ まいパパ [おー、あの会社に就職されたんですね。おめでとうございます。 久々に連絡取りたいので入力したメールアドレスにメー..]
◆ Linux好き事務員 [ おめでとうございます。OSS界隈の濃い面子が揃っている、あの会社ですね。濱野さんにとって刺激の多い楽しい職場かも ..]
◆ masaka [おめでとうございます。ちょっとびっくりしました。ますますのご活躍を祈念します。]
◆ Felio [おお。なんと。おめでとうございます。体を壊さないようにしてくださいね。]
◆ はまの [みなさま ありがとうございます。 n回目の転職になりますが、まぁ、思う存分仕事しようかなと思っています。 引き..]
日帰りで佐賀に行ってきました。前職で一緒に働いていた仲間が亡くなり、その告別式に参列してきました。
彼とはもう7年くらいの付き合いで、仕事だけでなくプライベートでも関わりがありました。5年ほど前に遺伝性の癌であることがわかり、大腸を全摘出する手術をし、その後は社会復帰をしていました。復帰後は、彼の直接の上司として関わることになり、いろんな仕事を一緒にやってきました。上司・部下という関係よりも、感性を共有しながら仕事ができるよい仲間といった感じでした。
昨年の夏に癌の転移がわかり、実家のある佐賀で治療を続けていました。お見舞いに行ったときにも、彼らしく病室にノートパソコンやiPodなどを広げていろんな話をしてくれました。年明けにもメールのやりとりをする機会があって、お互いに頑張ろうなんて言い合っていました。
ここ一ヶ月ほど音沙汰がないなと思っていたら、土曜日の午前中に連絡があり、亡くなったとのことでした。32歳の若さでした。いつかこの日がくることはなんとなく覚悟していたものの、あまりに早さに驚きが隠せませんでした。
今日、佐賀への道中で、彼と一緒にカリキュラム開発について議論したり、セミナーや書籍の企画をしたりした日のことをいろいろと思い出していました。そんなに昔のことではなく、ほんの最近のことです。1年ほど前にも我が家で鍋を一緒につつきながら、くだらない話をいっぱいしました。
好きなことを全力で楽しんでやる、そういう性格の人だったと思います。今日、家族の方に話を伺う機会がありましたが、最期まで自分の好きなことを好きなように貫いたそうです。治療方針についても、自分の意志でその道を選んだとのことでした。亡くなったことは非常に残念でなりませんが、すくなくとも最期まで自分の思うようにやれたことがわかり、心穏やかに見送ることができました。
一緒に活動することができて、よかったです。ありがとうございました。
ご冥福を心から祈りします。
さきほど日本に戻ってきました。1ヶ月強ぶりです。
でも、実は飛行機の乗り継ぎ中なので、明日の昼には発ちます。戻ってくるのは16日夜の予定です。それでいちおう実行中の世界一周は完了です。しかし、18日夜から別件で北京に出張です。というわけで、次は16日に戻ってくる予定なんですが、その後も42時間くらいしか日本にいない予定です。うーん。
ちなみに、行程は大きなトラブルもなく順調に進んでいます。あえて言えば、「トルコ航空のeチケット対応がイマイチでチェックインがうまくできない事件」「メガネを壊してしまった事件×2」があったくらいでしょうか。詳細は機会があれば、どこかで。
今朝、ドバイからイスタンブールに移動しました。
ドバイ国際空港で、トルコ航空の便にチェックインしようとしたら『e-Ticket Numberが間違っているからチェックインできない』と言われ、かなり焦った。何度試してもダメだったらしいが、時間をおいて再度確認してもらったら、どうもうまくいったらしい。なんで??まぁ、乗れたのでよしとしましょう。
それはそうと、今のところインターネット接続が順調なんですが、どこにいっても、まずは traceroute して日本のサーバまでの通信経路を確認したくなるのはなんなんでしょうね。やっぱり、職業病なんでしょうか。
バンコクで5日間過ごした後、今日、ドバイに移動しました。
移動中、燃油補給のため1時間だけインド・チェンナイに寄ってきました (入国してないけど・・・)
『景気後退や石油情勢の混乱で、ドバイの発展にも陰りが・・・』なんて話をよく聞くようになってきましたが、来てみるかぎりは、やっぱりすごいね。どこが?と聞かれると難しいですが、都市の作り方に関する基本的な考え方がすごい気がします。
まだ着いたばかりでよく観ていないのですが、3日間ほどドバイに滞在して楽しんできたいと思います!
ちなみに、ドバイの後はイスタンブール→ヨーロッパや→アメリカとまわって、地球が丸い(らしい)ことを確認してきます。
◆ 吉政忠志 [誕生日、おめでとうございます!私はもうすぐx1才になります。 x0代ははやいですよー。と言ったら、50才の人に40..]
◆ みさわ [(10x+y)歳(y=0)としないと、xが何であってもxy=0だから気をつけろっ!って、中学の頃、習ったような。]
◆ むん [おめでとうございます〜。 これから10年はあ〜っという間に過ぎ去りますから、 楽しんでくださいね〜。]
◆ こたろう [乗り遅れましたが、お誕生日おめでと〜! 実りあるx0代を過ごすために、たまには立ち止まってゆっくり考える時間がとれ..]