むにゃむにゃ...朝早くから何か騒々しい。「ピーピーピーピー……」。まだ7時台だというのに、完全に目が覚めてしまった。もう少し寝ていようと思ったのに。
外のあまりの騒々しさに気づいて、玄関のドアをあけてみる。隣の隣の部屋で警報機がけたたましく鳴っている。そして、マンションのまわりに人が集まっている。確かに、こんなに大音量でピーピー鳴っていたら、みんなビックリして当然かも。
ちなみに、このマンションの警報機は、「ガス漏れ」「火災報知器による検知」「室内に設置されている非常ボタンの押下」のいずれかで鳴る仕様。したがって、このいずれかが隣の隣の部屋で起こっているというわけだ。さすがにどれも放っておける代物ではない。
すぐさまビルの管理会社に電話。誰も出ない。うーん、どうしたものか?しょうがないので警察に相談してみることに。110番に電話すると「事件ですか?通報ですか?」と聞かれる。んーどっちでもないような気がする。とりあえず「相談なんですけど...」と言って、状況を説明した。住所をいうとすぐにパトカーを向かわせてくれた様子。ちなみに、詳細を説明しているうちにパトカー到着(まだ110番のおじさんと会話中なのに...)。たぶん2分も経たない間に着いたようだ(素早い!)。
警察が来た以上、こちらでできることもほとんどないので、部屋に戻って片づけものをしながら、途中で状況をチラホラ眺めてみる。はしごでベランダに登り、室内を確認したり、いろいろしている。でも、ガスや煙の気配もないからか、ドアを強行的にあけることはしないみたいだ。
そうこうしているうちに(通報から1時間くらい?)、部屋主が到着し、無事にドアを開け、警報機を止めた(警察が部屋主の勤務先に電話して、戻ってきてもらったらしい)。どうも、会社に出掛ける前にバルサンを焚いておいたらしく、それが火災報知器を反応させてしまったらしい。うーん、人騒がせな話だ。
今回の場合は大事に至らなくてよかったけど、俺的には、緊急時に関係各所へ連絡をとる「練習」になったかな。勉強になったと思って、早朝からおこされたことは目をつむっておこう。