共著・監修を含めると10冊ほど本を出してきましたが、今回は縦書きの新書にチャレンジしてみました。
書名は『オープンソースソフトウェアの本当の使い方』で、鈴木 友峰氏(日立製作所 ソフトウェア事業部 プラットフォームソフトウェア本部 OSSテクノロジセンタ 担当部長)との共著です。
内容としては、そもそもOSSとは何かという話に始まり、主要なOSSの紹介、OSS活用したシステム構築の事例、OSSミドルウェア(特にRDBMS)がどのくらい使えるのか、OSSを本当に使いこなすにはどうすればよいのか、について順に紹介しています。OSSについて詳しくない方にも、既にOSSを使っているという方にも役立つ内容に仕上がっているのではないかと思います。
内容もそうですが、今回は縦書きならではの苦労がありました。長いアルファベット表記をどうするかで、例えば「Linux」はあえて横書きにはせず「リナックス」とカタカナで表記したり、「PostgreSQL」は無理せず横書きにしたり・・とあまりやったことがない調整が発生して、なかなかいい経験になりました。普段は横書きばかりなので、これは新鮮でした。
今回の出版と連動して、5月30日にLinux World Expo/Tokyoで『Linux+オープンソースソフトウェアの本当の使い方』というセッションを担当することになりました。もしよかったら、ぜひご参加ください。
予約してあった本(この本が)がセブイレブンに届いたとメールが来ました。<br><br>早速今晩から読みます。<br>なんか、夢中になって夜眠れなくなりそうな予感。
面白そうなので、ぜひ買わせてもらいます(^^)<br>いいですね。こういう本が書けるというのは。
おお!私も読んでみますね。
1/3くらい読めました。さすがに前提知識がほぼ0なので一気読みできないですが、意味の分からなかった単語が意味を持ってつながっていく感覚を大切にゆっくり読み進めてます。
これって、私でも読める仕上がりですか・・・。
はっしーさん> これって、私でも読める仕上がりですか・・・。<br>後半にちょっとつらいところもあるけど、前半は読めるはずですよ。
なにぃ! (著) 濱野 賢一朗 / 鈴木 友峰 だって?<br>6/1に買って持っていって、それぞれサインをもらうかな(爆)。
全部読んだら、ここで感想を発表したい。(サインよりそれぞれ本人と会えばうれしいかも)
nao77さん> 全部読んだら、ここで感想を発表したい。<br>ぜひぜひ、どうぞ。楽しみにしています!
はまの>ぜひぜひ、どうぞ。楽しみにしています! <br>ありがとうございます。この本の前半の日本語がそんなに難しくない気がしますが、外国人の私にとってはやっぱりチャレンジですね。頑張りますよ。
縦書と横書が混じってて、その分けた落としどころは何ですか?<br>英字は全て横に統一しても、良かったと思いました。<br>この、一冊はどれくらいの期間で書けるものですか?
http://zenchan.s57.xrea.com/archives/2007/06/01/howtouse_oss/<br>ブログに感想を書かせてもらいました。とても分かりやすくてよかったです〜。
> 4mo6〜さん<br>基本的に「できる限り縦書きに」「どうしても無理な場合は横書きに」でした。<br>最終的には編集担当にお願いしましたが、いちおう新書らしくできる限り<br>縦書きになっています。<br><br>ちなみに、実質執筆時間はそんなに長くない(20時間未満)だったと<br>思いますが、<br>ヒアリングや調整などに結構時間はかかりました。
> よしかずさん<br>感想ありがとうございます。<br>確かにゼロ知識の方には難しいので、ある程度の前提知識は必要です。