母校である泰星中高等学校がいよいよ学校名を「上智福岡中学高等学校」とし、男女共学化することが正式に発表されたらしい。この線で話が進んでいることはおよそ把握していたものの、いよいよか〜と思うと感慨深い。実質的に「泰星」という名前がなくなるわけだし。
とはいえ、福岡市(近郊)における私立の中高一貫校の競争環境が厳しくなっている今、これでいいのかなぁとも考えてしまう。というのも、男女共学化や大学との連携強化路線は、既に西南や大濠、久留米附設などがやってきていることで、これだけだと何周も遅れて「あと追い」しているだけに見える。端的にいうと、やることが遅い(今回の決定もかなり大変だったとは推測するんだけど・・・)。それまでに培ったものを守っていく必要もあるけど、めまぐるしく変化する環境にすばやく柔軟に対応していかないと、どんどん追い込まれていくだけだと思うんだけどなぁ。こんなスピード感では、生き残っていくのは難しいんじゃないだろうか、と感じてしまう。
これからしばらくは上智大学との連携はイメージ向上にプラスに働くだろうけど、いまや「男女共学化」や「カトリック教育」だけでは訴求が難しいだろうから、もっと具体的な特徴をうたっていかなければ、勝ち残っていけないのだろう。そういう意味で、他の学校にはまねできないようなしっかりとした教育方針や戦略を掲げて進んでいってほしいなと期待したい。
(今回の件にあわせて、方針や戦略が整理されていると信じたい)
今は福岡を離れていて、ちゃんと実態がわかっているわけではないけど、勝手にいろいろと考えてしまう・・・