どうも「ゆっくり宿プラン」というものだったらしく、朝ご飯を食べた後ものんびりして(風呂に入って)11時頃にチェックアウト。さすがに他のお客さんは見あたりませんでした(たぶん、私が「ゆっくり」しすぎたのでしょう...)。
なぜか、帰りのバスが1日2本しかなく、1本は朝10時くらいに出てしまっているので、バスの出発時刻である15時45分まで、近くのお風呂めぐりをすることに。ほとんど定番コースになってるんですが、泡ノ湯でのんびりして、泊まった旅館の施設煤香庵で食事とお風呂を頂きました。泡ノ湯はぬるいのですがのんびり浸るにはよく、煤香庵のお湯はかなり熱いけど、寒い中に入るのは入るのは最高!という感じです。近くにあるのに、色も温度も微妙に違うところがおもしろいですね。
そういえば、帰りがけにトラブルがありました。帰りのバスが出発したとたん、坂道が上れなくなってしまって、ちょっと焦りました。どうも、前に走っていた車が一時停止した関係で、バスも止まってしまい、それから動けなくなってしまったらしいです。どんなに進もうとしても、タイヤが滑って、後ろに下がっていきます。
どうもこういう時のために、バスには乗務員が2名乗っていて、運転手が「おい、エンカルまいてこい」というと、もう一方の乗務員がバスをそそくさと降りて、後方で何かをまいているようでした。「エンカル」って何だ??と思って、窓から顔を出して見てみると、「塩化カルシウム」と書かれた袋から、白い粒をまいていました。うーん、「エンカル」って石灰のことだったんですね。。。
でも、結局「エンカル」では効果がさほどなく、結局チェーンを巻くことで、ようやく登れるようになりました。
国道には自動的にエンカルをまく機械が設置してあります。たしか,名前は…「ばらまきくん」