あした、きっと かわる。

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2002年10月26日 (Sat)

念願の白骨温泉

朝は、友人が作った朝ご飯を食べて栄養をつける。いりこでダシを取った味噌汁はいい味を出していた。テレビでは、曇りのち雨というあまりよい天気予報ではなかったが、外をみるといい晴れ具合で、温泉日和である。

ということで、松本駅の近くのレンタカー屋さんで車を借りる。都内の渋滞の中しか走ったことがないので、これから山道を走っていくのかと思うとちょっと緊張するが、難なく松本を出発。

松本から国道158号を約30kmほど走ると乗鞍高原にたどり着く。あとは、乗鞍高原から白骨温泉までつながるスーパー林道を登っていくだけ。有料道路な割には、道幅が狭く舗装状態もいまいちだったのだが、紅葉がめちゃくちゃきれいで感動する(写真)。こんなきれいな景色は何年ぶりだろうか。

紅葉に見とれて脇見運転をしまくっていたが(おいおい)、難なく白骨温泉に到着。想像どおりの素晴らしい場所だった。まずは、泡の湯に入る。期待通りの濁り湯で、とても満足。人が多く芋洗い状態だったのがちと残念。40分くらい浸かった後、引き上げて2件目に。

あらかじめガイドブックで調べておいた煤香庵に行く。まずは山菜そばを食べ一息ついてから、お風呂に。ここは同時に入れる人数を10人に制限しているため、入浴まで多少待たされるのだが、実際入ってみると格別によい。お風呂自体はさほど大きくないが、お湯も景色も最高だった。目の前には、紅葉の山々とさらさら流れる川が見える(写真)。いわゆる至福のひとときという時間だ。

つらい帰り道

風呂をあがる時に多少雲行きが怪しくなっていたのだが、煤香庵を出て車に戻る時にはもう大雨。すこし待てばあがるかもしれないが、山道の運転に自信がなく、暗くなるのが怖かったので、すぐに松本に戻る。もう少し、ゆっくりしたかったのだが...

松本に帰るまでのくだり道は本当に怖かった。霧がみるみるうちに出てきて、視界がどんどん狭くなっていく。ひどい時は、3m先くらいまでしか見えていなかったと思う。そんな中、カーブだらけの坂道を下ってきて、よく事故にならなかったと自分でも不思議だ。いずれにせよ、なんとか松本に戻ることができたので、めでたしめでたし。その後、なんとなくもう一泊松本に泊まることに。

多少雨に襲われて怖い思いもしたが、温泉や紅葉を満喫できて本当に幸せだった。ただ、いえて言わせてもらうと、1人で温泉や紅葉を楽しむのはさみしく感じてしまう。幸せな旅をさせてもらった分、寂しい思いにもかられてしまった。あー、一緒に温泉に行ってくれる人が欲しい...

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